AgreePackの法的な位置づけ
AgreePackでできること、できないこと、電子署名との違いを分かりやすく説明します。
1. AgreePackとは
AgreePackは、誰が、いつ、どの文書について同意操作を行ったかを、後から確認しやすい形で記録・管理するサービスです。
電子署名、電子契約、公的な本人確認または法律相談を提供するサービスではありません。
2. AgreePackが提供する記録
サービスの機能に応じて、次の情報を保存・整理します。
- 同意対象となった文書と文書バージョン
- 同意者が入力した情報
- 同意日時
- 同意ページ上の操作履歴
- IPアドレス、User-Agent等のアクセス情報
- 文書の登録・更新履歴
- 証跡パックとして出力される関連情報
3. AgreePackが提供しないもの
- 電子証明書や署名鍵を利用した電子署名
- 公的身分証明書等による本人確認
- 入力された氏名や連絡先が真正であることの保証
- 登録文書の適法性、正確性または完全性の審査
- 同意や契約の成立・有効性の保証
- 裁判その他の手続における証拠能力や証明力の保証
- 弁護士その他の専門家による法律相談
- 紛争の防止または解決の保証
4. 電子署名サービスとの違い
電子署名法上の電子署名は、電子文書について本人性や非改変性を確認するための一定の措置を指します。一定の要件を満たす本人による電子署名が行われた電子文書には、真正に成立したものと推定される仕組みがあります。
AgreePackは、電子証明書や署名鍵を用いて電子署名を付与するサービスではありません。そのため、AgreePack上の同意操作を、電子署名法上の電子署名と同一のものとして案内することはできません。
5. AgreePack上の同意の有効性
同意や契約が法的に有効かどうかは、AgreePackを利用したことだけで決まるものではありません。
説明内容、本人確認方法、当事者の意思、文書内容、法令上必要な方式、未成年者等の法定代理人による手続、同意前後の連絡その他の事情を含め、個別の状況に応じて判断されます。
AgreePackは、その判断材料の一部となり得る記録を整理しますが、個別の同意や契約の有効性を保証しません。
6. 証拠資料としての利用
AgreePackで保存された記録は、当事者間で何が行われたかを説明する資料として利用できる可能性があります。
ただし、裁判その他の手続でどの程度の証拠価値が認められるかは、記録内容、本人確認方法、文書と記録の管理方法、他の証拠との整合性、改変可能性および紛争内容等によって異なります。
AgreePackは、記録が必ず証拠として採用されることや、特定の証明力を持つことを保証しません。
7. 利用しやすい場面
- 美容サロンやリラクゼーションサービスの施術前確認
- 写真・動画の撮影やWebサイト・SNS掲載への同意
- キャンセルポリシーや利用条件の確認
- イベント、教室、ワークショップへの参加確認
- レンタルスペースや貸出品の利用条件確認
- 作業前の注意事項や確認事項の共有
- 社内規程、マニュアル、重要事項の確認履歴
上記の場面でも、業種、取得情報、対象者および利用目的によって、別途法令や業界ガイドラインが適用される場合があります。
8. 別の手段を検討すべき場面
- 法令により書面、署名、押印、本人確認その他の方式が求められる手続
- 不動産、金融、保証、雇用等の重要な契約
- 高額または長期間にわたる契約
- 医療行為その他、厳格な説明・同意が求められる手続
- 強い本人確認が必要な手続
- 未成年者、成年被後見人等が関係する手続
- すでに紛争が発生している案件
- 相手方が同意の事実を争う可能性が高い案件
9. 登録文書に関する責任
AgreePackに登録する文書の内容、説明方法、入力項目および同意取得方法は、利用者が決定します。
利用者は、文書が利用目的に適し、必要な説明事項を含み、適用法令や業界ルールに反せず、第三者の権利を侵害しないことを確認してください。
AgreePackは、利用者が登録した文書を個別に法的審査しません。
10. 無料テンプレートについて
AgreePackが提供する無料テンプレート、文例および記事は、一般的な場面を想定した参考資料です。
個別の事業、施術、契約、地域、対象者または法令へ適合することを保証するものではありません。利用者自身で内容を確認・修正し、必要に応じて専門家の確認を受けてください。
11. 個人情報を取り扱う場合
利用者は、同意対象者の個人情報をAgreePackで取り扱う場合、利用目的の通知・公表、本人同意その他の必要な手続を行う責任を負います。
病歴、健康状態、診療情報等の要配慮個人情報を取得する場合は、個人情報保護法および業界ガイドラインを確認し、取得目的に必要な範囲を超える情報を登録しないでください。
12. AgreePackを紹介する際の表現
使用を避ける表現
- 法的に有効な同意書を作成できます
- 電子署名と同じ効力があります
- 本人の同意を完全に証明できます
- 裁判で必ず証拠になります
- 改ざんは絶対にできません
- トラブルを完全に防止できます
推奨する表現
- 誰が、いつ、どの文書に同意したかを記録します
- 同意の経緯を後から確認しやすくします
- 紙では探しにくい同意履歴を整理します
- 説明や同意に関する記録管理を補助します
- 同意対象となった文書と操作履歴をまとめて確認できます
重要な契約、法令上の要件が不明な手続、未成年者に関する同意または紛争案件では、適切な専門家へ相談してください。
AgreePack を、もっとシンプルに。
まずは Free で始めて、必要になったら Standard へ。あとから見返しやすい運用を整えられます。